大阪府・和歌山県の県境を超えた広域な連携・交流により、泉州と紀北両地域における生活・産業基盤の充実および、経済・文化・学術・研究・情報・観光・流通機能等の強化を図り、21世紀における両地域の再生・活性化の実現へのキッカケ創りをする。
泉州と紀北は、和泉葛城山系により地形的に南北に分かれ、県境があるとはいえ、もともと歴史的・文化的・宗教的(高野山・根来寺・粉河寺・七宝滝寺・牛瀧山大威徳寺等)にも、市民生活的にも、深い関わり・繋がりを持つ一体的地域であることは、両地域の住民が認識しているところである。
両地域の地盤沈下をくい止め、両地域を蘇らせるためには、和歌山県が「わかやま21世紀計画」において掲げている「紀泉100万都市圏構想」のような、紀ノ川流域の紀北と泉州を一体化にとらえた、広域連携計画が急務である。このような認識のもと、「紀泉地域21世紀総合整備協議会」の名の通り、紀泉地域の振興に寄与する。